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葛西の四季折々(145)「正圓寺のサルスベリ

 今年の8月は下旬までは猛暑で、それ以降は小雨模様の涼しい夏でした。真夏の暑さに強いのがサルスベリです。今回は東葛西と葛西臨海公園のサルスベリを中心にまとめてみました。
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●東葛西に正圓寺というお寺があり、大きなサルスベリがあり、白い花を咲かせていました。このサルスベリは樹齢数百年と言われる大木で、鹿児島から移植されたと言われています。白い花は原種に近いのか房が大きくなく、遠目にはあまり目立ちません。



●このサルスベリの幹の部分です。サルスベリの幹回りがこれだけ太いのは見たことがなく、全国でもこれだけ太い幹回りのサルスベリはないのではと思います。



●この正圓寺の境内には菩提樹も植えてあります。この時期にはすでに実を付けていました。この実は苞の真ん中から突き出した先に丸い実を付けるのが特徴です。



●葛西臨海公園の日本庭園の裏に高木のシマサルスベリが1本あります。この時期白い花を咲かせていますが、これも原種に近いせいか花はあまり目立ちません。



●葛西臨海公園には普通のサルスベリも沢山あります。写真は鳥類園のウォッチングセンター近くのサルスベリです。花は写真のようにボリューム感にあふれています。



●葛西臨海公園駅前のバス停留場にタカサゴユリが沢山咲き誇っています。今年は特に1株に15個以上の花が咲いており、サカサゴユリらしくないほどです。



●西葛西の街路樹にヤマボウシが植えられています。この時期になるとオレンジ色の実がたわわに実っています。この実もこれ以上経つと熟して落下するので、道路が汚れて嫌われます。



●葛西臨海公園の鳥類園上の池近辺にはカラスザンショウが何本かあります。今年初めてこのカラスザンショウに実が付いているのを見ました。江戸川区はもちろん東京都でもカラスザンショウに実が生っているのはないのではと思われます。



●葛西臨海公園鳥類園の下の池の観察窓の近くに8月下旬から猛禽のミサゴが飛来してきました。スズキの幼魚のフッコを捕えて、杭の上でゆうゆうと数時間掛けて食べつくしていました。
 

2015/09/02