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葛西の四季折々(215)「ムラサキナツフジ」

 7月は連日暑い日が続いたので、出かけるのが億劫になり、あまり出歩きませんでした。それでも出かけた時は周りの草花を注意して見て、花の写真を撮るように心掛けてきました。今回はそのまとめを掲載します。
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●西葛西の都営団地に珍しいムラサキナツフジがあり、濃い紫色の花を咲かせていました。7月8日頃に咲いて、その後一休みして、また7月末に咲き始めています。


●葛西臨海公園・鳥類園の磯の小道の石垣の上にサネカズラ(ビナンカズラ)が沢山あります。この時期にかわいらしい花を咲かせています。秋になると鹿の子のような赤い実になります。



●葛西臨海公園の西端の岸壁の石畳みにイワダレソウが可憐な花を咲かせていました。今年は7月に雨が少なかったせいか、株数がかなり少なかったです。



●このイワダレソウの近くにアオツヅラフジが群生しており、小さな花が咲いており、横には薄緑色の実も付いていました。秋になるとこの実がきれいな青い実になります。



●葛西臨海公園にはカラスウリはあまりなく、キカラスウリはあちらこちらにあります。写真はキカラスウリの花です。



●葛西臨海公園の第三駐車場の北側に大きなキョウチクトウが二本あり、赤い花で木が覆われていました。最近はキョウチクトウは人気がなく、暑苦しく感じることもありますが、このように満開ですと、それなりに良さもあります。



●葛西臨海公園の日本庭園の裏に数本のクサギがあります。この時期に花が咲き始めていました。秋になるとヒトデのような赤い萼の真ん中にコバルトブルーの実が付き、大変きれいです。



●葛西臨海公園・鳥類園の上ノ池の通称田んぼと呼んでいる池の奥にゴンズイがありました。7月にこの田んぼの整備をしている時に赤い実を付けているこのゴンズイに初めて気がつきました。



●葛西臨海公園の西端の荒川に近い所に、実生から大きくなったと思われるカラスザンショウがありました。木全体が花に覆われており、壮観でした。秋に実がなると野鳥がこの実を啄みに飛来してくると思われます。

2018/08/01