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葛西の四季折々(205)「春の野草」

 葛西臨海公園には野草のキンラン、ギンラン、クゲヌマランがあります。これらのランは土の中にある蘭菌と共生しています。ですからこれらのランは移植しようとしても育ちませんので、絶対に掘り起こして移植しようとしないでください。ボランティアグループ
として、これらのランが元気に育つよう生育環境の整備をしていますので、宜しくお願いします。
写真をクリックすると拡大されます。



●キンランです。昨年からようやく大きな株が育つようになり、これが一番大きな花の株です。



●ギンランです。ギンランは花の下に距があるので、この距が見分け方のポイントです。ギンランはあまり繁殖力が強いとは思われませんので、しっかり見守っていきたいと考えています。



●クゲヌマランです。クゲヌマランは花の下に距がありません。クゲヌマランはギンランより繁殖力が強いと思われます。西葛西と北葛西にもあります。



●葛西臨海公園にウラシマソウがありました。昔はあったそうですが、私がこの公園で見たのは初めてです。



●葛西臨海公園の鳥類園にはアケビが沢山あります。写真の花は雄花です。



●これはアケビの雌花です。



●こちらはミツバアケビの花で濃い紫色で、アケビの花より地味です。



●鳥類園の磯の小路の石垣の所にツルオドリコソウがあり、黄色いきれいな花がこの時期に咲きます。花の形はオドリコソウと同じです。



●街中でトキワマンサクの花をよく見かけます。紫色の細いヒラヒラした花びらが特徴的です。花は濃い紫色や白いものもあります。

2018/04/23