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葛西の四季折々(144)「7月の葛西臨海公園」

 7月は毎日暑い日が続き、葛西臨海公園を散策するのも暑すぎて辛くてほどほどにしていました。草木にもこの暑さは堪えるかと思うほどでずか、意外と元気に花を咲かせていました。
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●日本庭園の裏に数本のクサギがあり、花が丁度見頃でした。葉を傷つけると、青臭い臭気がしますので、クサギと言われます。秋になるとヒトデのような赤い萼に青い実が付きき、これも大変人気があります。



●葛西臨海公園の夏を代表する花はこのハマボウです。西なぎさに行く橋の両脇や鳥類園の海沿いに黄色い花が満開です。日本に自生する野生のハイビスカスの一つだそうです。



●西なぎさへの橋を渡って西側に行くと、このハマゴウが咲いています。鳥類園の東側にも群生していますが、西なぎさの方がだんだんと群落が大きくなっているようです。



●鳥類園の北側の木の根元にカノコユリが咲いていました。昨年も同じ場所に咲いていましたので、これからも毎年咲き続けて欲しいと願わずにいられません。



●臨海橋から駅に向かう左側の草地にミヤコグサが咲いていました。この草地には以前は普通にミヤコグサが咲いているのを見ることができましたが、最近はほとんど見ることが出来なかったので救われた思いがします。公園協会に種がこぼれるまで草刈をしないようお願いして、「植生調査中」の看板を付けて囲ってもらいました。



●西なぎさの橋を渡って水辺に沿って西に歩くと、岩場の砂に埋まった状態で、イワダレソウが咲いていました。花がすごく小さいので、この場所に咲いていることを知らないと見落としてしまうでしょう。以前はもっと沢山ありましたが、年々少なくなっているようです。



●葛西臨海公園のサービスセンター近くにホルトノキがあり、この時期に特徴のある下向きの花を咲かせています。写真は葛西橋通りの街路樹のホルトノキです。



●北葛西の宇喜田中央公園にイヌビワがあり、実を沢山付けていました。イヌビワはビワのような名前ですが、イチヂクの仲間です。宇喜田中央公園に3m以上の木が一本ぽつんとありました。



●7/18,19の土日に行船公園で恒例の金魚まつりがあり、大勢の人で賑わっていました。
 

2015/08/03