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葛西の四季折々(97)「ダイヤモンド富士」

 この葛西の四季折々も最近アップする間隔が大きくなってしまい申し訳ありません。前回からはや一ヶ月近く経ってしまいました。いろいろな場所の景色や植物が気にはなりますが、つい無精して行きそびれています。今回は自宅からのダイヤモンド富士と葛西臨海公園のススキ等を中心にまとめてみました。



●10/30(水)が今年の我が家のベランダからのダイヤモンド富士の日でした。三脚をセットして用意していたのですが、どんより曇っていて富士山は見えず、太陽も1/3程度しか見えなかったので三脚を片づけると大きな太陽が見え始めたので、再度三脚をセットして待つと、太陽の下に富士山も見えてきました。ほぼ富士山の山頂に落日していきました。空気がよどんでいたので、快晴よりかえって太陽がギラギラ輝きすぎず、黄色の大きな太陽でよかったです。



●葛西臨海公園の大観覧車の西側にススキの群落があり、銀色の穂がキラキラと輝いています。江戸川区ではススキと思っても意外とオギの方が多いようです。ススキはオギと違って、株立ちで、小花の頴(えい)の先に「のぎ」が伸びることです。



●臨海公園にはオギもあります。これは鳥類園の北側の草地のオギです。葛西東渚・鳥類園友の会では管理している公園協会と協議の場をもち、鳥類園側と西側の芦ケ池の一角にロープを張ってもらい、オギが刈取られないようにしてもらっています。その結果このようにオギが元気よく花穂を付けています。



●鳥類園のなかにはパンパスグラス(シロガネヨシ)も沢山あります。一本程度であればよいのですが、種が飛んであちらこちらに生えて増えてしまうので、今では嫌われものです。しかも刈取るのは素人には無理で、鋭い葉で傷だらけになってしまいます。



●以前は鳥類園の浜辺側の石垣に沢山のハマギクがあり、この時期に白い花を咲かせていました。昨年数株咲いていた場所には、今年はありませんでした。写真はバーベキュー広場の隅に一本だけ咲いていたものです。



●臨海公園の植込みに蔓性のタンキリマメがあり、写真のように赤い殻が弾けて、黒くテカテカした種が顔をだします。最近は公園内の手入れがよすぎて、植込みのつる草が刈取られてしまうので、だんだん少なくなっています。



●西葛西駅から清新町に向かう交差点の近くの石垣の植込みがサネカズラ(ビナンカズラ)です。この時期になると独特の形をした赤い実が生っています。
 

2013/11/01