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葛西の四季折々(91)「カルガモの雛」

 5月になり行船公園での恒例のカルガモの雛ですが、今年はスイレン池にいなかったので、雛が孵らなかったのかと思いましたが、源心庵の池で雛が泳いでいました。源心庵の池で雛が孵ったのは初めてで、猫とかに襲われないかと心配ではあります。



●5/21(火)の午前中に源心庵の池に行って見ると、雛の姿が見えません。不安になりましたが、通りがかりの人に菖蒲田の水辺にいますよと教えられてホットしました。親鳥はいなくて、8羽の雛だけで浅い水辺で岩の苔を啄んでいました。



●3羽が近寄ってきたので、アップで撮れました。ほとんど人を怖がらず、人が近くにいても全然気にしないで元気に泳ぎ、歩きまわっていました。まだ孵って数日と思われ、このくらいが一番可愛らしく、しばらく見とれていました。



●菖蒲田の淵にはシランが丁度満開でした。ここは木の下なので、陽射しがそれほど強くなく、葉もやわらかい緑でシランに相応しい環境だと思いました。



●西葛西の小島団地の植え込みにキキョウソウが数株花を咲かせていました。以前は新左近川等でよく見ましたが、最近はあまり見かけません。一年草なので、毎年同じところで見るのが難しいのかも知れません。



●西葛西の大型店舗の植え込みにコバンソウがありました。最近できた店舗なので、その植込みの造成の時に搬入した土に種が混じっていたのかと思います。街中ではあまり見かけませんが、北葛西の小さな公園にも群生しているのを見てびっくりしました。



●西葛西のマンションの生垣にバンマツリとマツバギクが満開でした。マツバギクの真っ赤な花が特に目立ちます。



●バンマツリは花が咲いた時は濃い青色で、それがだんだん時間が過ぎると白く変色します。ですから写真のように青い花と白い花が同時に咲いているように見えます。



●同じマンションの生垣でバラを丹精込めて咲かせておられて、通りがかりの人の目を楽しませてくれます。バラは咲き始めの姿が、バラらしい気品に満ちているようで好きです。



●このバラも同じ生垣に咲いていたものです。この他にも違った色のバラが咲いており、手入れされている方の苦労に感謝の思いを込めながら愛でました。
 

2013/05/24