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葛西の四季折々(32)「早春の草花」

 3月11日に東日本大震災があり、被災地の方々には心よりお見舞い申し上げます。その後余震も続き、福島第一原発もまだ安定しなく、大変な日が続いております。そんな中で3月下旬ともなれば、春の息吹を感じさせる草花が咲き始めています。
3月23日(水)に木の実会のイベントがあり、清新町から葛西臨海公園に行ってきました。



●清新町緑道のシンボルツリーとも言えるフサアカシアが咲き始めていました。一昨年に強剪定されて樹形が小さくなり、花付きも悪かったですが、今年は写真のようにかなり快復してきました。来年はもっと豪華に黄色の花を咲かせてくれるものと期待しています。葛西臨海公園の西側にもフサアカシアがあり、やはり黄色く咲いていました。



●このフサアカシアの西側に杏の里があります。昨年剪定の手入れをしましたので、こちらは近年になく多くの花を咲かせていました。写真はここの杏の里の花ではなく葛西臨海公園・鳥類園上の池の北側にある梅林に2本のアンズの木があり、やはり満開に咲いていました。



●葛西臨海公園の通称トンボの池と呼んでいる池畔に大きなハクモクレンがあり、丁度満開でした。ここのハクモクレンは一本が独立していて、樹形もよいので、大変きれいです。写真の右手前は緋色のモモの花です。



●公園内のあちらこちらに黄色のサンシュユが満開に咲き誇っています。こんなにもサンシュユがあったのかと思うほど、どれも満開にきれいに咲いていました。



●公園にはヒュウガミズキとトサミズキがあり、鳥類園側にはトサミズキが多くあります。写真はトサミズキの花で、ヒュウガミズキよりも花の房が大きく、長いです。



●公園内のあちらこちらで、アセビが白い花を満開に咲かせていました。ピンクのアセビもありますが、白いアセビの方が多く、木もピンクより大きく樹形もよいと感じました。



●鳥類園でツクシがそろそろないかなと丁寧に探していると、やはりありました。特に昨年はじめて見た場所に行ってみると、今年も沢山のツクシが顔を出していました。ツクシを見るとやはり春だなと感じます。

2011/03/26