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葛西の四季折々 (31) 「葛西臨海公園の梅」

 2月25日(金)は大変暖かく、20度を超える陽気になりました。久し振りに葛西臨海公園に行き、梅の花を求めて散策してきました。



●バーベキュー広場の横に梅林があります。2月末ですがまだ満開ではなく、すこし寂しい感じでした。写真の梅は「見驚」という梅で、多分見て驚くほどに美しいという意味かと思います。この梅の木も花付きは二分程度で残念でした。



●日本庭園の中に「月の桂」と名の梅があります。こちらは丁度見頃の満開でした。白い花に緑色の蕚なので、全体に薄緑の感じがし、すがすがしい香もして、大変清楚な感じの花です。



●鳥類園の北側の梅林には紅梅も咲いていました。名前まではよく分かりません。ここの梅林もほぼ満開の見頃を迎えていました。



●日本庭園の外側にマンサクが満開でした。マンサクもよく見ると花びらがねじれてヒラヒラしているのと、それほどヒラヒラしていないのがあります。水族園と鳥類園の間の道にはシナマンサクもあります。こちらは木にまだ枯葉が沢山残っていて、遠くからだとあまり目立ちません。



●このマンサクは花がかなり赤味をおびています。場所は鳥類園上の池の北側の梅林にあります。この木は枯葉が少し残っておりマンサクかシナマンサクかよく分かりませんでした。



●クリスタルビューの前の花畑は菜の花が植わっています。ようやく菜の花も咲き初めて春らしい景色を見せています。まだ三分咲きなので、3月以降も充分楽しめると思います。



●鳥類園の最近の話題は写真のギンムクドリです。1月末より飛来してきており、既に一ケ月にもなります。沖縄で見られる鳥で、東京で確認されたのはこれが初めてのようです。連日野鳥のカメラマンが50人以上来られて、カメラを構えており、私のような素人は近づけない雰囲気でした。この日も花を撮りに行ったので、スコープを待たなかったので、写真としてはあまりよくありませんが、証拠写真として見てください。

2011/02/26